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| 5月19日~23日、京都府商工部西村経済交流・貿易室長を団長とする訪問団が中国吉林省延辺朝鮮族自治州、延吉市、琿春市の各政府関係者や日系企業関係者と面会するとともに、京都舞鶴港のPR活動と現地調査を行いました。 延辺朝鮮族自治州は、中国とロシア、北朝鮮の3国の国境が接する「金三角」地帯と呼ばれる地域にあり、人口約218万人、そのうち約4割を朝鮮族が占めています。州都である延吉市は人口40万人でありながら、州政府機関や多くのホテルなど集積し、朝鮮語、日本語、英語を話せる人が多く、サービス産業が盛んな地方都市ながら国際色豊かな独特の都市です。 最も日本海に近い中国として注目されている同州の琿春市は、人口25万人。中国東北部における新たな拠点として注目されており、昨年の9月には、京都舞鶴港とこの地域との航路開設の可能性を探るために琿春市の副市長一行が京都舞鶴港を視察されています。 今回の訪問では、現地の政府関係者や日系企業関係者から熱心な歓迎を受け、この地域への投資と貿易振興に向けて地理的優位に立つ京都舞鶴港に対する高い関心がうかがえました。 政府関係者との会談では、近い将来に、京都府内の企業を中心とした「企業訪問団」を派遣することなどについての提案を行いました。 また、この地域には、豊かな自然環境が残されており、朝鮮人参をはじめとする生薬や大豆など農産物や林産品が豊富で、中国の代表的な観光地である「長白山」、「金三角」地帯をはじめとする観光資源も豊富であることから、今後、観光ビジネスの展開も期待されます。 当地域は、直接、日本海に面していないため、至近距離にあるロシアのザルビノ港や北朝鮮の羅津港を利用した日本海横断航路が、将来、実現すれば、人々の交流や貿易が進み京都舞鶴港の振興と同時に、この地域の発展に繋がることが期待されます。 今後、様々な関係でこの地域とのネットワークづくりを更に進めていくことが、京都舞鶴港をはじめ京都府全域の振興に極めて重要であることを再認識した訪問となりました。 |
![]() 中・朝・ロ 三国の国境が接する金三角地帯(琿春防川) |